「自然素材でできているものは、扱いがとても難しい。」これは事実です。リネンカーテンは伸び縮みをしますし、ナイロン製のものに比べるとシワになりやすかったりもします。けれど自然素材が面白いのは、少々思い通りにいかないことも、付き合い方次第、お手入れの仕方次第で随分見方が変わっていくことです。インターネットで「リネン」と検索すれば、原料やその特性などたくさんの情報をすぐに集めることができます。今回ご紹介するLif/Linのリネンカーテンも同様にホームページを見ていただければどんなカーテンなのかすぐにわかります。モノを選ぶときに「機能」や「デザイン」は大切なことですが、自然素材のものにはそれに加え「付き合い方」を知ることが大切なポイントとなってきます。

「付き合い方」というのはお洗濯やクリーニングなどのことはもちろん、モノを大切にする気持ちや楽しむコツのことを言います。インターネットでなんでも買えるとても便利な世の中ですが、生き物である「自然素材でできている」がゆえに「実物」をきちんと見てみないとわからないことがあります。特に「肌ざわり」や「重み」、「光との相性」は実際に目で見て触れて体感してみていただきたいことです。イベント「屋根のした」では単に質が良いものをご紹介するということだけではなく、そのものとどう付き合い育てていくのか、ということもお伝えしています。どうぞ、イベントへお越しいただき、リネンカーテンの奥深い魅力に触れて、永く愛着を持って使っていける生地をお選びいただければと思います。

人と自然をつなぐカーテン

リネンカーテンの原料は麻の一種である「フラックス」という植物です。生地の生産国は東ヨーロッパ。その生地を福島・いわき市の縫製工場で縫製しています。麻にはたくさんの種類があるので、ご自宅で身近に使用している麻の生地があったとしても、リネンカーテンと同じ麻とは限りません。人間にもそれぞれに個性があるように、自然のものにも個性があります。

晴れの日も、雨の日も

朝起きてカーテンを開け、昼の日差しを遮り風に揺れ、夜暗くなってカーテンを閉める。1日の流れの中で必ず触れるカーテン。空気中の湿度や暮らしの環境によってバランスをとるために伸び縮みをします。寒い冬にも外気を遮断してくれるリネン素材はとてもオススメです。リネンカーテンを通して差し込む朝陽や夕陽は、自然の力と美しいものを愛でる心を育んでくれます。

生活のくせと育て方

リネンカーテンは「かける」というよりも「育てる」という言い方の方が合っているような気がするのは、その扱い方にコツがあるからなのかもしれません。毎日開け閉めすることでつくシワやくせは、霧吹きで水をかけてあげることで解消されます。毎日の暮らしの中で生まれた「シワやくせ」は、生活の痕として可愛がってあげるのもひとつの楽しみです。